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第16回福井読書会 [読書会]

 第16回読書会が平成28年5月25日(水)午後7時から、まちよかCafeで行われました。
 課題図書は、宮下奈都著「田舎の紳士服店のモデルの妻」。
 福井にゆかりのある女流作家で、本の舞台も福井。先日、著書「羊と鋼の森」が本屋大賞を受賞したことでも知られる話題の方の作品です。会の皆さんは、どのように読まれたのでしょうか。

●読書会 19:15~

1さん
自分にとってはなじみのない、主婦の話。怖い部分もあった。
たんたんとした文章で気持ちが下がる感じを受けたが、ラストに近づくにつれ筒石さんとのくだりで上がった気がする。
「自分が特別な人間だと思いたい」に共感した。

2さん
「羊と鋼の森」の読後に読んだ。自分もたんたんと読めた。不倫?の場面がしっくりこず、浮いている感じがした。宮下奈都は恋愛を書き慣れていない?
本の主題が見えなかった。福井弁が強すぎるように思えた。
他の本も読んでみたい。

3さん
「スコーレNO.4」に通じるのではないかと思う。
妻としての、母としての、「女」としての女性。
女性の多面性を描いていたように読めた。
各章が10年日記の状態と照らし合わせてあり、書き方、テクニックとして面白かった。

4さん
題名から、冴えない人の話かと思って読んだ。そこそこもてた女性が転落?してる話かと思った。
塩田さんが愛想笑いではなく、心から笑ってくれるまで笑わない女性として描かれていたのは自然なプロセスだと感じた。
文章にリアリティがある。「これが現実なんだな」と痛感。
やっぱり、恋愛部分が浮いてる気がした。
ストーリーはさくさく読めた。

今回の課題本オススメ者 5さん
タイトルが地味だが、ジャケ買いした作品として覚えている。
都落ちが人生の転落としたら、深く落ち込んでいく女性がどのようなきっかけでまた人生の軌道に戻るかがおもしろかった。
CDを聞き続ける没頭する行為に、共感。
壊れた人がどうやって「普通」に戻ってくるかの課程、をオススメしたかった。

6さん
作者は恋愛部分こそ書きたかったのではないか。夫婦の関係が最終的にどうなったかがもやっとした。続きがもうちょっと読みたい感じがするが、ここで終わるのがいい作品と思う。

 皆さんの感想のあとに、特に印象に残った箇所などについて話しました。
 ・文章に口語が入ってくる。「どっこい生きてる」など
 ・章立てが凝っている。10年日記の使い方が絶妙。
 ・事件→展開→日記→次への伏線の文章の繰り返し感がさくさく読める原因では?
 ・恋愛として微妙な関係。あの状況では肉体関係がない方が不思議
 ・プラトニックな恋愛と家庭を壊したくない主婦の葛藤を表した?
 ・ハッピーエンドは是か非か
 ・他の作品もぜひ読んでみたい

 今回の名言賞は、『麻婆豆腐の下りでぶち切れた』です。

●おすすめ本を紹介 20:10~
・清武英利著「切り捨てSONY リストラ部屋は何を奪ったか」講談社
 業績不振によってリストラ部屋にやられても開発を続けたサラリーマン、魂を失わなかった人々がいた!と書いてある本らしく面白そうなので今日図書館で借りてきました、との事。
 あのナベツネと喧嘩した清武さんの2冊目の本、ってだけで面白いに決まってる!との推薦。

・河野裕著「怪談島シリーズ」新潮文庫NEX
 「いなくなれ、群青」、「その白さえ嘘だとしても」、「汚れた恋を赤と呼ぶんだ」の3作品。
 おもしろかった、読みやすかった、ラノベじゃないのにラノベっぽい。

・宮下奈都著「スコーレNo.4」
 課題図書に合わせて。

・原田マハ著「楽園のカンヴァス」新潮社
 アンリ・ルソーが描いた絵画を元に起こるミステリー。大富豪のコレクターが所持していた絵の真贋をめぐって、研究家同士が争う。
 美術に興味がなかったが、ひきこまれた。会員からは「ぜひギャラリーフェイクも!」との声多数。

 ・細野不二彦著「あどりぶシネ倶楽部」小学館
 マンガ。1982年のとある大学の映像サークルの群像劇。
魅力のある部員たち、5人の部員のいろんな思いが重なりながら、映画作りが進んでいく細野劇場。
生徒や学生だったときの、無駄に熱い情熱や恋愛事情を思い出して悶絶しながら読んでいただきたいです。

 ・柳広司著「ジョーカー・ゲーム」角川書店
 諜報機関を巡る話。マンガにもアニメにもなった話題の本なので、おさらいのつもりで読んだ。


 ちょうどここで時間となり、二時間の読書会お開きとなりました。参加された会員の皆様、お疲れさまでした。


次回17回読書会は、平成28年7月27日19:00から、場所はまちよかCafeで行います。

課題図書は、泉鏡花(泉鏡太郎)著「高野聖」。
北陸が産んだお耽美ロマン主義の大家泉鏡花の代表作を読んでみたいと思います。
青空文庫に作品がありますので、お気軽にご参加ください。


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星を読む会3年目記念親睦食べ会 [読書会]


今日は、星を読む会3年目を記念して「親睦食べ会」が開催されました。

午後7時に、つくも橋ピリケン本店の瑞宝の間に集まった会員七名。
本格中華料理を食べながら、やっぱり本の話や映画の話、会員同士の情報交換から、宗教論、マンガ、アニメ、音楽、医療まで幅広い会話が飛び出る飛び出る!

あっという間に予定の二時間を越え、延長30分。
とっても内容の濃い親睦会となりました。
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第十五回読書会のレポートについて(遅延のお知らせ) [読書会]

第15回レポートが遅れております。 何も手につかない状態になっております。 もうしばらくお待ち下さい。
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第十四回読書会終了しました。 [読書会]

 第14回読書会が平成28年1月27日(水)午後7時から、まちよかCafeで行われました。

●読書会 19:15~

 新春横溝祭りと題して、今回の読書会は横溝正史著「本陣殺人事件」を取り上げました。
 第3回読書会で「獄門島」を読んで、横溝作品2作目となりました。
 金田一耕助が初登場するこの作品を、会の皆さんはどのように読まれたのでしょうか。

1さんの感想
 横溝2作品を読んだが、もっと時間をかけ
て読み込みたかった。
 最近の推理小説には少なくなった、「トリックを自分で説く」楽しみがあった。
 三男の自分に注意を向けたい気持ちはあるある。
 映画の影響か、もっと凄惨な場面を期待してしまったが原作はそんなにおどろおどろしくなかった。

2さんの感想
 親の影響もあり、「本陣殺人事件」は小さい時に読んだ記憶がある。金田一像は兵ちゃん。
 犯人は何かに取り付かれているような衝動で犯行を行っている。その衝動を作っているのが、体裁や田舎の古い風習だったということに大人になって改めて気づいた。
 金田一耕助のように、何か一つにのめり込むのはヒーローの条件だと思う。得意分野以外が犠牲になるのもヒーローの条件。

3さんの感想
 小学校の時に見た金田一耕助は稲垣吾郎。
 古い変な家の古い変な人がでてくる作品のように感じた。予想してた推理がはずれたが、ショックを受けなかった。現代人の感覚からすると、
殺す動機が薄く感じる。
 密室殺人はやっぱり推理小説の花だなぁ。

4さんの感想
 小学校2年生のときに「悪魔の手鞠歌」「悪魔が来たりて笛を吹く」を見た。
 読んでいるときは、「三本指の男」が犯人と決めていたが予想が外れた。
 女性が物扱いにされる風潮があった時代の小説だが、現代に産まれてよかったと思える。

5さんの感想
 事前知識なしで読んだが、心理的トリックと機械的トリックの狭間を行く推理小説かも?
 機械的トリックについてよく読んでいくと、再現性の低い事件現場のように感じた。

6さんの感想
 金田一耕助シリーズは子供のころ見た作品は怖かったが、今原作を読むと違った感想がでる。
 主人公が欠陥を持ってるいるのは、ヒーローの宿命と感じた。
 なんとも言えない「気持ち悪さ」が根底にある。

 みなさんの感想を聞いて、今回の主題であったり、金田一耕助のヒーローとしての像、トリックの魅力についてもういちど深化を行いました。
 会の雰囲気としては、「怨念対超能力」といった感想が一番強かったように感じました。

●ビブリオバトル 20:10~

初開催のビブリオバトル。
いつかやりたいね、と言い続けあしかけ2年。やっと開催にこぎつけました(笑)
公式ルールを採用しますと言う物の、まずは気軽にやってみしょうと言うことで主催2人が発表にチャレンジ。
司会だけお願いし、みなさんにはオーディエンスとして聞き役になっていただきました。

先行:ノベライズ版「時効警察」
後攻:井伏鱒二著「朽助のいる谷間」

5分の発表と2分の質疑応答。
皆さん初めてのことで、ぎくしゃくしましたがなんとなく感触をつかまれていた様子。
今回は「朽助のいる谷間」の勝ちが決まりましたが、次回発表者に名乗りを上げる方も出、盛り上がってくるといいなぁと思います。

●今期会員おすすめの読み物
・喜多川泰著「書斎の鍵」
・沼田まほかる著「9月が永遠に続けば」
・高田愛弓「夢の跡」(インターネットで話題の手記?)



次回15回読書ま会は、2016年3月30日19:00から。
まちよかCafeで行う予定をしております。
課題図書は、三浦しをん著「舟を編む」。
2012年本屋大賞第1位。昨年3月に文庫版も出ましたので、気軽にお読みいただけるかと思います。
読書会にもお気軽にご参加ください。

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平成28年初の読書会終了 [読書会]

取り急ぎ、今日の読書会終了のご報告まで。 課題図書は、「本陣殺人事件」でした。 今回は、星を読む会初の試みとして、ビブリオバトルも開催しました。 次回は3/30 19:00より開催予定。 課題図書は、三浦しをん著「舟を編む」です!

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第十四回読書会でビブリオバトル開催予定。 [読書会]

1/27の読書会で知的書評合戦「ビブリオバトル」を開催します。 演者は主催者2名を予定しております。 公式ルールに則って開催しますので、興味がある方は公式サイトなどご覧ください。 興味ない人もご参加いただければ魅力が伝わると思いますので、期待して会場へ!!

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第13回読書会レポート [読書会]

 星を読む会第13回は、会場がいままでお借りしてきたラササヤンから福井市松本にあります「まちよかCafe」に変更になった記念すべき会となりました。

 11月25日(水)午後7時前にぼちぼちと集まりだした参加者は今回7人に増え、いろんなご意見が聞けるかと楽しみが増えます。

 さて、今回の課題図書は二冊、小泉八雲著「耳無芳一の話」と太宰治著「走れメロス」。
 静と動の対比になった感もある今回の2冊。みなさんはどう読まれたのでしょうか?
 まずは「耳無芳一の話」の感想から。

○過去に読んだ話を思い出すと複雑な話だったような気がしていたが読んでみるとシンプルな内容だった。
○最後の住職の「ごめんね」になんだかなぁ、という気分。
○住職の大事な法事は芳一の命より大事な法事だった。
○TV版は怖い話だった記憶がある。
○これってハッピーエンドなの?
○耳に書き忘れは故意の疑いあり。芳一に嫉妬した下男の仕業‥
○実在の墓の関係から、平家に未だに歌って聞かせている鎮魂続きの芳一
○住職の言葉がわざとくさく、芝居がかっている。自作自演か、自分に言い聞かせている?
○落ち武者が迎えに着た場面を想像すると怖かった。迎えに来た人が幽霊だったらシックスセンスより怖い。
○目が見えない人が耳も失う恐怖。
○稲川淳二のような怪談の作り方

 それぞれの感想を聞いた後に雑談形式でさらに深化を行いました。


続いて「走れメロス」
●太宰の文学少年的な血が文体に出ている。無呼吸で走り抜く文章。
●メロスってあほやなぁと思う。
●少年ジャンプのような全力疾走。疾走感ぱねぇ。
●美しい友情の話と思っていたが、改めて読むとナルシルト人間そのもの。
●王様は人間不信。あざ笑うために逃がすのはそもそも「おかしくない?」
●ギャグ要素多め。
●王様の暴君ぶりが太宰的に書かれている?
●メロスのような友達が欲しかったのでは。

 この後も深化を行い、太宰治の精神状態や著作歴に見る作品への思い、井伏鱒二との関係性などにも言及。読書会の紹介で書いた「松岡修造」さんとの対比も。
 最後はメロスがいいか、セリヌンティウスがいいか、王様がいいかみなさんに質問しました。なかなか分かれておもしろかったです。

 今日の名言賞は、クロダさんの「走れメロスが教科書に載っていることを太宰が一番笑っているかもしれない」に。
 少し長めの8時30分に感想会終了でした。


今回のみなさんのオススメの本
・芥川龍之介著「蜘蛛の糸・杜子春」(新調文庫)
 特に「猿蟹合戦」が秀逸。病院の待合室で声を出して笑ってしまいひんしゅくを買った。オススメです。

・平田オリザ著「幕が上がる」(講談社文庫)
 劇作家初の小説。小説中の劇が「銀河鉄道の夜」。青春スポ根に通じるおもしろさ。ももくろ抜きでおもしろい。オススメです。

・灰谷健次郎著「兎の眼」(角川文庫)
 駆け出しの先生が問題児と向き合う話。まだ読んでる途中ですがオススメです。あと、オススメの本の紹介がネタ切れで‥

・井上靖著「その人の名は言えない」(文春文庫)
 紹介者の父の蔵書にあり、文学に目覚めた作品。中学校時代に読んで登場人物のような自由奔放な女性にあこがれた。オススメです。

・ラフカディオ・ハーン著「新編 日本の面影」
 今回の課題図書にちなみ紹介。ハーンの紀行文。複雑な国籍事情を持つ彼の独特な日本観は必見。オススメです。

・山折哲雄監修「あなたの知らない道元と曹洞宗」
 永平寺を知るにはベスト!!オススメです。

・真山仁著「黙示」
 前半は農業を中心とした日本の食糧問題について、後半は遺伝子組み替えやTPPを絡めた日本の未来予想図へ。氏の他作品である「ハゲタカ」でも書かれた日本の未来を案じさせる内容と続編を期待させる終わり方。オススメです。

・「巡・金田一耕助の小径 1000人の金田一耕助」への参加感想発表
 11/21に開催された岡山県倉敷市での横溝正史ファンイベントへ参加したので、写真を交え感想を披露。


 今回初参加が2名も加わり、意見交換も新たな方向からの読み方や今後の読書の「気づき」になるような目の覚めるような意見が多く出、大変活気がありました。
 定刻9時には解散となり、また次回を楽しみに三々五々帰宅の途につきました。
 今回お借りした会場まちよかCafeの飲み物や軽食、ケーキなども好評で、特に女性陣の受けが良かったように感じました。


 次回、第14回読書会は平成28年新春スペシャル!横溝祭り第弐段!
 新春にふさわしく金田一耕助初登場作品「本陣殺人事件」を取り上げます!


 平成28年1月27日(水)19:00から21:00まで会場は、まちよかCafe(福井市松本2ー25ー16)。
1ドリンク注文をお願いします。
読後の感想を語り合いましょう。
お気軽にご参加ください!!


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第13回読書会終了!! [読書会]

福井読書会『星を読む会』第13回が終了して家につきましたよっと。
さて、レポートまとめますかね…
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第12回星を読む会(福井読書会) [読書会]

星を読む会第12回目の読書会は、大型連休前の9月16日(水)午後7時30分より、場所は福井市大願寺にある山口伊三郎家具内のカフェ ラササヤンで行われました。

課題図書は、福井県出身の作家 九頭竜正志著「さとり世代探偵のゆるやかな日常」(新潮文庫nex)。
nexは新潮文庫の新しいレーベルで、あくまでも公式ではラノベレーベルではない、となってますが…
会員はラノベ風ミステリーとして捕らえた方が多かったようで、読みやすいと感じた方や、違和感が…という人まで様々。


Aさんは、まずは「さとり世代」の解釈からはじめ、A4用紙一枚に感想をまとめる力の入れよう。
さとり世代の書き方に違和感を感じ、もやっとしたとの事。
自分のことを「さとり世代に若干かかるかも?」と言ってたけど、本当?(笑)


Bさんは、作品をミステリーとして読んだが叙述トリックの書き方が少々卑怯に感じた様子。
ミステリーとして失敗だったでは?と手厳しい意見も飛び出しました。


Cさんは、従前読んだ「ハサミ男」と比べてしまったそうで、同じ叙述トリックでも印象がだいぶん違うとの感想。


Dさんは、面白いか否かより、読んでよかった本と感じたそうです。
みんなの見た目を書かなかったのが、叙述トリックのためか?が気になったとの事。
さとり世代の特徴とは生きやすいふりをすることか?、表層的なつきあいを非日常の世界を体験しても、日常の生活を守る?など色々と考えさせられた作品だったようです。


Eさんは、福井県出身の作家ということもあり今後も注目していきたい、との事。
ミステリーよりもホラー色が強いラストシーンなので、今後もホラー&ミステリー傾向の強い福井版横溝正史になって欲しいと感想を述べていました。


いろんな感想を聞き、さらにこの後深化を行いました。
・作者は地方の選挙を経験したことがあるのではないか
・『三国』という単語が唐突に出てくるなどの書き方の話
・さとり世代についてのメッセージ色
・次回作は有りか無しか?
・叙述トリックについてあれこれ
などなど

大変濃い話ができたと思います。
また、作者の次回作に期待しつつ課題図書については幕といたしました。
(1時間12分)



今回でラササヤンで行う読書会は最後となりました。
次回、11月25日(水)19:00から。
場所はまだ未定ですが、近くの喫茶店などをお借りする予定です。
決まり次第また、掲載いたします。 

課題図書は、次回は短編2冊です!
小泉八雲著『耳無芳一の話』
太宰治著『走れメロス』

寒くなる長夜にとびっきりの古典怪談と、松岡修造ばりに暑い男の話という組み合わせ!!

どうぞ、お気軽にご参加ください。
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星を読む会 次回ご案内。 [読書会]

星を読む会第12回は、大型連休前の9月16日(水)午後7時30分より、場所は福井市大願寺にある山口伊三郎家具内のカフェ ラササヤンで行います。
時間を少し変更しますのでお間違いのないようにお願いいたします。


本は、福井県出身の作家 九頭竜正志著「さとり世代探偵のゆるやかな日常」(新潮文庫nex)です。
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